第三話・給与保証の話・2021年・1月
給与保証の話
へい、第三話どす。
はい、気になりますね、新人乗務員の給与保証って。
俺もタクシードライバーになる前、めちゃ気になってた。
大阪の場合は、20万円から25万円が相場かな。
東京の場合は、その倍ぐらいも珍しくない。
さっすが東京、見栄はるなぁ、、、
いや、そんだけ乗務員争奪戦が激しいのかもな、、
理由はともかく、
今のようなコロナ禍の状況下においては嬉しい強力な保証やね。
正し、今は、注意が必要。
某大手タクシー会社ではコロナ禍で暇になったからと面接で約束した給与保証を反故にした。
約束した給与保証は出来んよーになったから自分で稼げって、、
マジかぁ、、
そんな時の為の給与保証とちやうのんか?
でもな、、
悪質やとは思うものの、、
背に腹は変えられへんぐらい資金繰りが悪いんやろう、、
それか、単なる経営陣の自己保身かも知れんけど、、
大手タクシー会社でさえ、そんな愚行に走るほど、
今のタクシー業界はコロナで異常事態やねん。
給与保証を目当てでタクシードライバーになるんやったら注意したほうが良いな。
そんな給与保証やけど、
無条件で保証してくれる程、世の中は甘くないでぇ。
まず、1日の最低乗務時間は縛られる。
ほんでもって、月の乗務日数も縛られる。
まぁ、当然、縛りはあるよな。
自由勤務で無い隔日勤務のタクシー会社やと、
体調不良や私用で、たった1日休むだけで、給与保証が無くなる可能性もある訳ですな。
そんな大袈裟な、、てか?
あのな、
また別の機会に解説するけど、
隔日勤務は代替え日の乗務が調整し難いんや。
その他にも給与保証する為の条件が付け加えられる事もある。
面接の時に保証の規定を細かく聞いておかんと、うっかりで、給与保証をして貰えんかもよ。
それと、
給与保証額は多いほうが良いかも知れんけど、
そんなタクシー会社ほど保証する条件は厳しくなると考えるといた方が良い。
世の中、そんなに甘くないんやて。
現役ドライバーとして個人的に思うのは、
給与保証ってのは、
3か月から6ヶ月、あくまで一時的な措置に過ぎない。
そんな短期的な事でタクシー会社を選ぶより、
大手ならば、
専用乗り場と無線だけで、十分に稼げるタクシー会社。
中小ならば、
立ち回りや稼ぎ方をしっかりと教えてくれるタクシー会社。
当然、
タクシー会社の規模に関係なくアプリ配車は有るほうが良い。
もちろん、
迎車料金を貰えるタクシー会社が最高!
てな感じですな、、
・・・次回、第四話は、禁断のテーマを切り裂きますよ。
KAZ
タクシー会社の選び方
第四話・夜勤と隔勤