配車アプリを巡る不都合な未来・・・2021年7月

配車アプリを巡る不都合な未来・・・2021年7月

KAZ
「 ・・・。 」

配車アプリを巡る不都合な未来

みなさん、こんにちは。

本日は、配車アプリを別の視点から見てみるよ。

俺は、GOの知識が無いので、

DiDi と Uber を基準に解説してみるでぇ。

では、始めますよ。

DiDi は、日本独自にカスタマイズされているが、

Uberは、全世界共通のプラットホームを使用している。

便利にカスタマイズされたDiDi に慣れてしまうと、

単に日本語訳しただけのUberの扱い難さがやたらと目に付く。

ドライバー側の操作感は圧倒的にDiDi が上やし、

ユーザー側の使い勝手もDiDi のほうが良い。

こうなれば、将来的にはDiDiの圧勝かにも思えるが、

そうとも言い切れない。

では、先行投資されている額を考えてみる。

Uberがカスタマイズにほぼ投資してないのに対し、

DiDi はカスタマイズに莫大な費用をかけている。

親会社からの援助を考慮せず、

企業単体での財務体力だけを考えると、

Uberの堅実さが際立ち、

気前のいいDiDi の圧勝とは言えないのかも知れない。

当然の事ながら、先行投資は、

近い将来、アプリ利用料として回収されるので、

ひとつの配車アプリが独走態勢に入る事は好ましく無い。

以上の事を踏まえて、

今から、かなり重要な事を書くよ。

現在は、

タクシー会社は無料で配車アプリを使わせて貰ってる。

が、この状況は普通では無い。

将来的に必ずアプリ利用料が徴収される訳やね。

アプリ利用料が、

乗車回数に応じた均一料金で徴収されるのか?

売り上げに応じてパーセンテージで徴収されるのか?

現段階では、

何も決まって無いんやけど、

皆んな他人事やと思ってる?

他人事と違うよ、

これ、物凄い大事な事やねんで、、

めちゃ大事な事やのに、

タクシー業界は困った事に、

アプリ利用料の交渉カードを何一つ持ってないねん。

例えば、

各都道府県別で良いからタクシー会社が一同に介して、

配車アプリ労働組合的な組織でも作れば、

、、もうちょいアプリ利用料を下げて欲しいとか、

、、特例を設けて欲しいとか、

何かと交渉を出来る筈なんやけど、

今のタクシー業界は、

全く纏まりが無いから、

何一つ交渉カードを持つ事なく、

言われるがままにアプリ利用料を払わざるを得んのよ。

自分とこは大手で台数が多いから大丈夫やと思ってる?

あのな、

大手タクシー会社が一社で交渉すんのと、

全タクシー会社が一堂に集まって交渉すんのとでは、

交渉カードの強さが天と地ほど違うんやて、、

各都道府県で、タクシー業界が一致団結して、

配車アプリ利用料の交渉に挑まんと、

対等な立場での交渉は実質不可能になるんや。

タクシー業界が一つに纏まれば、

アプリ利用料の交渉において、

ストライキを起こして戦う事も出来るし、

バランスの取れた平和的な解決を模索する事も出来る。

そーゆー時に交渉カードの強さが必要になるんや。

今のまま、

両者のパワーバランスの崩れた状態やと、

まともな交渉など、絶対に出来んのや。

アプリ利用料の徴収は、もうすぐそこに迫ってるいうのに、

タクシー業界の決定権を牛耳る大手の経営陣は、

何の行動を起こさないで、

自身の幸せだけを満喫している。

配車アプリ利用料の未来に不都合が起っても

何もかも乗務員に押し付ければ良いやと思ってる。

今の大手タクシー各社の経営陣は、

スケールメリットで利益を得る為に会社を大きくし、

タクシー業界を牛耳る力は持ってるのに、

タクシー業界全体のメリットは何一つ考え無い。

スケールメリットで稼ぐ方法を知ってるんやから、

アプリ利用料の交渉におけるスケールメリットの効力も判ってる筈やろう。

自己利益の為には知恵を絞り軽快に動くのに、

タクシー業界全体の為には全く動かない。

大手タクシー会社が牛耳る業界の暗い闇は、

どこまでも深く、

どこまでも暗い。

今後、アプリ利用料が発生した場合、、

俺らは迎車料金を貰えてるから、

それを全額アプリ利用料に持っていかれても良いと思えるけど、

迎車料金を貰えて無いタクシー会社では、

アプリ利用料のマイナス分は乗務員の給料から差し引かれる事なる可能性が高い。

そうなると、アプリ利用料の交渉ってのは、

乗務員の収入に直結する重要な話なんやね。

な、他人事では、無いやろ、、

KAZ
「 ・・・。 」




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