第七話・一人一車と二人一車・2021年・1月
一人一車と二人一車
こりゃ、第七話、だがね。
タクシー会社を選ぶ時に夜勤か隔勤かの次に重要なポイント。
一人一車制と二人一車制について解説していきます。
軽く流してしまいがちやけど、ここはかなり重要。
まず、二人一車制が、普通
隔日勤務シフトのタクシー会社は基本的に、二人一車制。
二人で一台のタクシーを使うので、もう一人を、相棒とか相方とか呼びます。
相方と、ほぼ交互に乗務するので自分の都合だけでシフトを組む事が出来ません。
気分次第で好きな時に休んだり乗務したりするのは難しいでしょう。
これでも、俺から見たら、かなり最低やけど、、
相方と相談して日程を決めれるタクシー会社なら、まだ良い方。
もっと最悪なタクシー会社は勤務日を強制的に決められます。
強制的って時点で、もう既にドライバーを人間扱いして無いのが良くわかりますね。
そんな最低なタクシー会社でも、完全な二人一車なら、
相方と相談してタブレットホルダーなどの常備品をタクシーに搭載したままに出来るし、
洗車ルールも二人で相談出来るから、まだマシなほう。
もういっちょ最悪な例を御紹介します。
隔日勤務で、ランダム配車のタクシー会社。
コレ判る？
相方という概念では無くて乗務の度に車がランダムに変わります。
この利点は、色んな車種に乗れる事、だけ。
タクシー車内に一切の備品を常備する事が出来ないので、出庫準備に異常に時間が掛かる。
そんなに汚れて無くても中と外を毎回洗車せなアカンし、
燃料も毎回満タンで戻さなアカンしで、めちゃ面倒くさい。
ここまで最悪やと、完全にドライバーを、人、ではなく、モノ、扱いですね。
タクシードライバーという名の、金儲けに必要な、部品、です。
補足しとくと、
洗車係が常駐してて自前の給油施設のあるタクシー会社やと面倒な事は何もありません。
タクドラ予備軍には判らんやろうけど車両が毎日変わるってのは物凄いストレスがかかるんや。
ランダム配車するタクシー会社なんて、
俺には絶対にムリ。
間違い無く、ストレスで病んでしまいます。
一人一車制は、天国。
夜勤シフトのタクシー会社で、一人一車制なら最高！
自分専用のタクシー車両を用意して貰える夢のような配車制度。
ちょっとした備品は常備したままに出来るし、
洗車も自己責任で好きな時に出来る。
燃料かて自分の好きなタイミングで入れて良い。
売り上げの少ないドライバーは昼勤務の相方が付く事があるけど、
売り上げが高いドライバーはそれさえ無くて完全に自分専用にして貰える。
こんな至れり尽くせりの、一人一車制やけど、
ここからが、最大の利点。
いつでも、好きな日に働いて、好きな日に休める。
今日は気分が乗らないから、乗務せんと飲みに行こう、とか。
昨日サボったから、今日は気合入れて出庫するぞぉー、とか。
正に、自由気ままな乗務が出来ます。
おまけにもう一つ、
相方が居て無いので、出庫時間が自由。
今日は早めに出て終電で帰ろう、とか。
今日は用事を済ませてから遅くから出庫しよう、とか。
私生活を優先しながらもしっかりと働ける。
もう、ここまで読んで、一人一車制に魅力を感じない貴方は、
隔日勤務のタクシー会社が向いてますのでお好きにどうぞ。
夜勤でも昼勤でも、一人一車制。
もう、タクシーで、これ以上の勤務条件はありません。
補足しとくと、一人一車制でも自由な勤務が出来ないタクシー会社もあるらしい、、、
もう一つ、夜勤シフトやのに一人一車制では無くランダム配車のタクシー会社もあるので面接で良く確認して下さい。
完全な、一人一車制って、サイコーーー！
KAZ
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