正しいUberとGOとDiDi の育て方・KAZ最後のアプリ講習会をやりました。・・・新人研修・EP-141・2023年・12月1日・金曜日

正しいUberとGOとDiDi の育て方・KAZ最後のアプリ講習会をやりました。・・・新人研修・EP-141・2023年・12月1日・金曜日

KAZ
「 ・・・。 」

新人教習ーエピソードー141

最後の受講生は、2名。

ハラ坊。
マッキー。

最後の御弟子さん2名のアプリ講習会。

約1か月のアプリ無し営業を経験して貰って、

いよいよ、アプリ営業を始めて貰います。

今どきは、側乗の時に、

いきなりアプリを使うのがスタンダードなんやろうね。

まだタクシー車両の運転にさえ慣れて無い新人さんに、

いきなりアプリ営業をさせるのは、

リスクが高いと思うから、俺の弟子にはさせない。

第1に、事故や違反を誘発するリスク。

急ブレーキ、急ハンドル、脇見運転、、

不慣れな上に、焦りが重なれば、危険極まり無い。

第2に、実力以上に売り上がるリスク。

流しのテクニックや、付け待ちの知識が無くても、

ど素人の新人さんが、

アプリを使えば、実力以上の売り上げを上げれる。

俺は、それを良い事とは思わない。

アプリの無い時代は、

ど素人が少しずつスキルを上げて、

少しずつ売り上げが増えてくるのが普通やった。

そやから、新人時代の、アカン時、を経験してる。

、アカン時、の経験が有る人は、

自分の実力を過信せず、

自身に適切なハードルを設定する。

、アカン時、の経験が無い人は、

自分の実力を勘違いして、

自身のハードルを異常に上げてしまう。

これが、焦り、を生む原因になる。

、焦り、は、事故や違反を誘発する。

、アカン時、を経験させておく事の重要性は、

多くの新人を育成してきた人間にしか判らないと思う。

確かに、

側乗の時にアプリを教えたほうが、

効率が良いし、面倒な仕事を減らせるが、

例え面倒であっても、

順序立てて分けて教えたほうが彼らのリスクを減らせる。

側乗と、アプリ講習会、を分けてやった事は、

御弟子さん達の長いタクシー人生において、

必ず、良い経験値として残っていくと思う。

俺は、仕事と、勉強は、結果が全てやと思うから、

効率が悪くても、少し遠回りでも、

最も確実な方法、を選んだ。

新人の育成に於いて、

効率を優先する、ってのは、

俺には出来んかった。

KAZ
「 ・・・。 」




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