面接・20代半ばの奈良県の男性を面接しました。・・5月29日・月曜日
「 ・・・。 」
今日の面接は彼、、
俺は約6年間で、
多くの弟子を迎え入れてきたが、
養成では20代の人を採用した事が無い。
決して、20代の応募が無いのではなく、
よく話しをして他の職業を選ぶように諭してきた。
何故なら、
タクシードライバーという仕事は、
悲しいかな、社会性、を学ぶのが難しい。
20代に社会性を学ばずに大人になると、
いわゆる、潰し、が効かなくなる。
タクシードライバーなんて、いつでも成れるから、
20代は、もっと夢を持って仕事を選んで欲しい。
それ故に、
タクシードライバーの新卒採用については否定的で、
やってはいけない採用やと、個人的には思ってる。
一般的な面接担当者は、
20代に社会性を学んでない人の採用には慎重なるから、
新卒でタクシーなんか乗ってしもたら、
もし辞めた時に、
その職歴が将来の足かせになる危険性を伴う。
それが、女性であれば、結婚の支障にもなりかねない。
新卒や20代のタクシードライバーの採用を、
会社のイメージアップに利用するのも違和感を感じる。
その人の人生設計まで見据えて、
我が子を見守るような気持ちで採用を決めるのが、
正しい採用の在り方やと、俺は思う。
では、何故、20代の彼を採用するのか?
それはやね、
トラックもタクシー同様に社会性を学ぶのが難しい。
俺が彼を不採用にしたところで、
彼が20代に社会性を学ぶが難しいのであれば、
KAZチームという集団の中で、
擬似的ではあるが、社会性を学んで貰おうと思った。
KAZチームの皆さんの力も借りて、
一流のタクシードライバーに育てるのと同時に、
社会性のある人に育てたい。
単なる採用では無く、
彼の人生設計が狂わないよう、お節介をさせて貰う。
俺の人材育成は、
世間のそれとは異なり、
もはや異次元のレベルにまで達している。
「 ・・・。 」