2017年 7月6日・この日が始まり・・

イラストレーターがタクシードライバーになった・・

フリーランスから普通の会社員に・・

◆ イラストを描く自営業をフリーランスで約14年ぐらいしてた。

独身だったし、収入も多かったから、贅沢で優雅な暮らしをしていても貯金は貯まっていた。

フリーランスの年収は500万~900万ぐらい。

◆ 結婚した頃からフリーランスの仕事が嫌になり始め、安月給の会社員として数年働いた。

安月給当時の年収は300万円・・。

自営業で貯めた貯金が、見る見る・と・減り始める。

生活を切り詰める事がこんなにも大変な事だと思い知らされた。

◆ 暫くして、インターネット関係の仕事で別会社に転職・・。

この会社の年収は400万円・・。

休みは少なかったが、残業が一切ない会社で年収400万円は悪くなかった。

学資保険や生命保険も払いながら、ほんの少しの貯蓄も出来た・・。

失業・・

◆ 2017年6月・・

この年収400万円の仕事を会社都合で失ってしまった・・。

会社自体が数年後に消えているような経営能力のカケラも無い社長だったから、失業が少し早くなっただけのような気もした。

年齢的な事もあり、今までのスキルを活かせる仕事で同じ年収を稼ぐのは難しい。

大型免許を取ってトラックドライバーになるか・・

普通二種免許を取ってタクシードライバーになるか・・

定年の事も考えて仕事を選ばないといけない年齢になっていた・・。

トラックドライバーの時給は1000円前後・・

トラックドライバーの求人はトリックだらけだった。

皆勤手当て・みなし残業手当・無事故手当・通勤交通費・・・全部が給料に含まれている。

どの手当が無くなっても時給は1000円を割り込んでしまう。

大型ドライバーでも毎日家に帰れる近距離だと時給は1000円前後・・

トラックに寝泊まりする長距離は時給計算がうやむやにされているだけで高給とは言えない。

面接して貰って初めて判ったが、トラックドライバーはリスクの割に薄給な仕事だった。

みなし残業手当などと云う制度は悪用しようと思えばいくらでもできてしまう。

軟な元イラストレーターにガテンな考えを持つ業界の仕事は無理なのかも知れない・・。

タクシードライバーへの偏見

◆ 正直な事を書くと、私 KAZ はタクシードライバーと云う仕事に偏見を持っていた。

タクシードライバーよりもトラックドライバーのほうが世間体が少しだけ良いような気がしていた。

家族の為に働くのか?

自分の為に働くのか?

親として子供を育てる義務もある・・。

あるブログとの出会い

タクシードライバーの事を検索している時に、あるブログを見つけた・・。

実際の勤務時間・月給・各種手当の詳細まで書いてあった。

とてもリアルで・・生き生きとした文章だった・・。

いつの間にか・・

このブログの筆者の会社ならタクシードライバーになっても良いような気がしてきた。

2017年 7月6日の朝・・

ブログに書いてあったメールアドレスにメッセージを送ってみた・・。

この日が始まり・・

◆ その日の夜に・・ブログの筆者から電話があった。

親切に・・色々と教えてくれた・・。

タクシードライバーへの偏見が薄らいでいく・・。

◆ 翌日・・ブログの筆者に再度メールした。

『 面接をお願いしたいので、紹介してください・・・。』

これが・・このブログの始まり・・・。




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