見学・40代前半の求職中の読者さんが会社見学に来ました。・・・2022年7月14日・木曜日
「 ・・・。 」
彼は年俸契約で働いてた。
数年前に立ち上げられたその会社の業績は思わしくなく、
契約更新で無情にも言い渡された内容、、
年俸は3分の2に引き下げられた。
守るべき家族が居てる彼には受け入れ難い契約。
その年収では家族を養えない。
迷わず退職し、
新しい職業にタクシードライバーを選んだ。
そして、当たり前のように、
大手タクシー会社の面接を受けた。
大手、専用乗り場、無線配車、ボーナス、
それらのワードに魅力を感じて、
何も知らないど素人は大手タクシー会社を選ぶ。
もし貴方が手取り25万から30万で満足なら、
大手タクシー会社に行けば良い。
大阪の大手タクシー会社の隔日勤務で
手取り40万が、どれだけ高いハードルなのかをど素人は知らない。
彼が面接を受けた大手タクシー会社は、
雇用条件が細かく規定されていて、
ちょっとしたミスでも見せしめの処分を受ける。
その会社のボーナスは、
接触事故や客からのクレームがあると規定により支払われない。
不注意でタクシーの傷でも付けようものなら、
無線配車が半年も停止される。
アテにしてるボーナスが支払われ無かったり、
無線配車を受けられ無いのであれば、
大手タクシー会社で乗務する意味は何も無い。
タクシー会社選びを間違えたと気づいた時には、
2年縛りの壁が立ちはだかる。
タクシー会社負担やと思ってる二種免許の取得費用は、
その大手タクシー会社では、例え1日でも足りなければ、全額が個人負担になる。
取り立てるのはタクシー会社では無く債権回収のプロ。
そんな真実の情報は、ネットで検索しても出て来ない。
だから、ど素人は、
その大手タクシー会社を選んで面接に行く、
もう一度いう、
もし貴方が手取り25万から30万で満足なら、
ボーナスカットや無線配車の停止が平気なら、
その大手タクシー会社に行きなさい。
「 ・・・。 」